自分自身を一度立ち止まって考える機会としていただくために住職による講話を年1回開催しています。今年度は「別れと出遇いと仏さま」と題して、龍谷高校の平井幸太郎先生に講話をお願いしました。私たちは、世の常である「別れと出遇い」を繰り返して生きています。さまざまな人や物、出来事などと出遇い、そしてその全てといずれ別れるという命(仏教:変化・消滅)を生きています。それは「諸行無常(しょぎょうむじょう)」だからです。人の世がはかないということです。深い悲しみや苦しみを経験して見えてくる世界がある。人は出遇いによって育てられ、人生は別れによって深められる。自身の人生観と体験談を交えながらお話ししていただきました。参加者からは「人生の見直しになった。人は周りの人に助けられると思った。これからの先の生き方が良い方に変わる。心がリセットされました。大変すばらしい企画でした。」などたくさんの感想が寄せられました。
【於:川上校区公民館 11月26日(火)参加者:44人】