春日さが学 第1回「成富兵庫茂安の治水と利水」

春日公民館

春日公民館

講師:荒牧 軍治さん(さが水ものがたり館 館長)
日時:令和6年9月13日(金)10:00〜11:30
場所:春日公民館 視聴覚室

 紀元前2100年ころの中国の治水に始まり、戦国時代の武田信玄や加藤清正、そして江戸時代の成富兵庫茂安らが関わった治水と利水について学びました。国を治める君主や側近は、必ず水(河川)を治める必要があり、国が豊かになるための絶対条件であることや河川の氾濫を堤防で完全にせき止めるのではなく、その国にとって重要な土地を守るために他の土地に分散させる方法を取ったことなど興味深い内容ばかりでした。最後にアフガニスタン人の救済に尽力し、その後銃弾に倒れた中村哲医師が、筑後川の山田堰を参考にして水路を建設したということでした。
 次回は、「佐賀の防災について考える〜洪水・高潮・地震・土砂崩壊〜」をテーマに学びます。

20240924104452-e493ec18ae19de0cd83df17fbc5e813c8aa1d23e.jpg20240924104508-a1240342068c16fedd42391cf6699f02379f319b.jpg