「むかしあそび」で、地域と子どもたちがふれあい

1月16日(水)10:30~12:00に春日小学校で、「子ども育成部」と「春日民生児童委員会」合同による、一年生66人を対象に「むかしあそび」の学習支援を行いました。この活動は、昨年に引き続き、春日小学校の依頼を受けて取り組んだものです。

メニューは、最近の子どもたちにはあまり馴染みがない「コマまわし」「めんこ」「お手玉」です。他に、先生たちの指導による「かるた」も行われました。私たち地域の支援者は、コマまわし6人、めんこ4人、お手玉4人に分かれ、それぞれ指導しました。子どもたちは4つのグループに分かれ、20分ずつ、次々に4か所で「むかしあそび」を体験していきました。

「コマまわし」では、初めて触るコマに紐をまき、投げて、引くということは難しく、子どもたちはかなり手こずっていました。また、コマは投げたときに他の子にあたったら、ケガをする危険もあります。そういった安全面も配慮しながら、丁寧に教えていきました。何度も何度もチャレンジして、やっとコマが回ったときは、子どもたちは本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれました。

「めんこ」も同じです。普段、カードあそびをしている子でも、風でカードをひっくり返すことをやったことがある子は、ほとんどいませんでした。やって見せて、コツを教えても、子どもたちはなかなかひっくり返せず、何度も何度も真剣にチャレンジしていました。練習の成果があり、最後にはほとんどの子がひっくり返せるようになりました。

手づくりの「お手玉」は、上に投げて頭に当たっても、ケガをすることはありません。2つを投げて、代わる代わる受けるのも難しいのですが、達人になれば、3つを投げて受けることもできるようになります。支援者が手本を見せると、子どもたちはびっくり仰天、感嘆の声がでていました。昔は、歌をうたいながらリズムに合わせて、お手玉を自在に操っていたものです。子どもたちも、歌に合わせながら練習しました。

それぞれ、簡単に見えて難しい「むかしあそび」の体験は、何回もチャレンジして、うまくできたときは達成感があり、子どもたちはとても喜んでいました。そういう子どもたちの姿を見て、支援した私たちも嬉しくなり、とても有意義な時間となりました。今後も、春日のこどもたちのために、活動を頑張っていきたいと思います。

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