課題解決推進事業1回、2回を開催しました。

春日公民館

春日公民館

 協働推進課の支援を受け、課題解決推進事業1回目、2回目を開催しました。 "まちあるきは まちづくり"と捉え「春日のまち歩きマップをつくろう!」をテーマに3回の講座を開催することにしました。
 1回目は2月28日(土)"春日のいい所を探そう" ~ちょっぴり課題も~と題して、自己紹介の後、大和町のVTR(25分)を鑑賞し、その後グループワークを行いました。
 グループワークでは、春日の史跡を守り育てていくこと、まちなかに多く残る古い石仏の調査、浮立の復活、校区の夏祭り開催、などの提案がありました。

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 2回目は3月7日(土)現地研修で、印鑰神社(インニャク) 神社に集合し、全体説明の後、国分方面と駄市川原・五領方面の二班に分かれ、まち歩きを実施しました。講師の大串亮平さんの他、市役所の川崎吉剛さん、谷澤仁さん、友田ひとみさんなど多彩なゲストが応援に駆けつけて頂きました。

P3070459.JPGまち歩き(国府方面).jpg

まち歩き(国府方面2)スライド1.JPG 国分方面は国分尼寺跡→築山古墳(築山公園)→国分寺跡→古代官道跡などをめぐりました。
 国分寺跡、国分尼寺跡は案内板のみで建造物がないのが残念です。
 築山公園の上には成富兵庫茂安夫妻の墓碑があります。また、ここから平成3年に200枚を超す瓦経が発見されました。(国の重要文化財に指定されています)
 国分寺の跡には建物の土台となる基壇「板築基壇」が今も残っています。また、春日小学校の南には古代の官道(西海道)も残っています。

まち歩き(駄市川原・五領方面)スライド2.JPG


まち歩き(石井樋).JPG  駄市川原・五領方面は尼寺の路地を抜け、駄市川原→五領→石井樋→北村天満宮をめぐりました。駄市川原には地蔵、恵比寿、弁財天などの石像が多数残り、いつも生花が供えられています。
まち歩き(駄市川原・五領方面2).JPG

  北村天満宮の小さな鳥居は典型的な肥前鳥居の形をしています。与止日女神社の鳥居よりも古く、大和町では一番古い鳥居と言われています。
 神社の境内には六地蔵の塔があります。六地蔵は大和町内でも多く見られ、北村天満宮のものは上段に6体の観音像、下段に6体の地蔵像が刻まれています。
 五領の古い家並みの間を清流が流れ、蛍の生息地として自治会を中心に川が守られています。まちの外れには古い石仏が立っています。