今回は嘉瀬小学校の校長先生に記事を書いていただいたのでご紹介します。
嘉瀬小学校 環境ボランティア委員会の子どもたちは、毎年、アルミ缶回収を行い、その収益金で佐賀県医療センター好生館に車いすを進呈したり、自分たちに必要な遊具や学習道具を購入したりしています。
今年度5月、コロナ禍でもあり、「医療従事者や患者さん達を励ましたい。嘉瀬町を元気にしたい。」という声があがり、児童の発案で、嘉瀬小グランドに(嘉瀬と言ったらやっぱり)バルーンを呼んで、夜間係留をするという夢のような計画を立てました。
子どもたち7名は自分たちで、アルミ缶回収お願いのちらしを配り、バルーンのパイロットさんに思いを伝えました。
子どもたちの思いが、地域に、バルーン団体に伝わり、それから、たくさんの方々の支援の輪が広がりました。
保護者はもとより、地域の方、地域の企業・・・至る所からアルミ缶が集まり、収益金は12月時点で例年の2倍になりました。
これで、バルーンを呼べる!
町内医療関係施設約20カ所に、ご案内のちらしを配布し、あとは、当日の天候を祈るばかり・・・
12月11日(土)。天気は晴れ。ほとんど無風。天候まで子どもたちのみかたをしてくれました。
⇒準備の様子
嘉瀬町消防分団のみなさん、駐在所のおまわりさん、PTAの役員さん等の協力もあり、嘉瀬小グランドでバルーン5機による夜間係留、いよいよ夢の実現です!
3・2・1 バーナーズ オ~ン!
子どもたちの声と共に、光り輝く炎が、力強く私たちそして嘉瀬の空を照らしました。
⇒夜間係留の様子
医療従事者の方々や患者さん方もそれぞれの場所で、きっとこの炎を眺めてくださったことと思います。
子どもたちも見物人も、夜間係留に関わった人たちも、みな感動しました。バルーン関係者の方々、ありがとうございました。
~後日届いたお礼状より~