2月16日(金)唐津市を拠点に人形浄瑠璃の継承に取り組まれている、唐津人形浄瑠璃保存会を招き、「日本の伝統芸能に親しむ講座」を開催しました。
講座の参加者46人は、浄瑠璃の披露の他、保存会竹本代表の人形解説、日本舞踊の長崎ぶらぶら節や人形の操作体験など日本の伝統芸能を楽しみました。
今回の演目は、「傾城阿波鳴門 巡礼歌の段」。幼くして別れた母娘の情愛物語です。情感たっぷりの太夫の語りと三味線に合わせて人形を動かし、人形のなんとも言えない 生きているような変化で表現する動きは大変素晴らしく、いつのまにか浄瑠璃の世界に引き込まれました。
講座の締めくくりは、三味線にあわせて参加者の「炭坑節」を笑顔で踊りました。
保存会代表の竹本さんは、地元唐津で長く続けられてきた人形浄瑠璃を絶やさず、未来に残そうとの熱意で、今日まで活動されています。応援したいですね。