生涯学習講座③ 「消費者トラブルに気をつけて」を開催しました

開成公民館

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 9月6日(金)、佐賀市 市民生活部 生活安全課 消費者センターより、職員の重松恵理佳さん、相談員の德永智子さんにお越しいただき、消費者トラブルに遭わないための対処法や、遭ってしまった場合の対処法について、詳しく説明をしていただきました。

重松さん (高齢期によくある消費者トラブルについてお話いただきました。)
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德永さん(実例をもとに、相談することの大切さを教えてくださいました。)
20241017112030-59ea7e9fcbeb4773847784f1f08676220e31a9f6.jpg高齢期によくある「消費者トラブル」の例として、以下のようなものがあるそうです。
●架空請求 (未払の料金があるなど架空の事実を口実とし金銭等をだまし取られた。)
●インターネットを介したトラブル (サポート詐欺。投資セミナーグループを信用してお金を振り込んだら、音信不通になった。)
●健康食品等の定期購入 (通販で注文時に認識をしていなかった「定期購入」の契約を結んだ。)
高齢期になると、在宅時間が増え、認知機能の低下や健康・お金・住まい・孤独といった悩みが生じやすく、トラブルに遭いやすいとのことでした。

 また、トラブル防止のために身に付けたい2つの知識として、以下のような対処法を教えていただきました。
●契約を結ぶ前に
 勧誘や広告の真偽、商品・契約の内容をよく「確認」する。
 他社と「比較」する。
 身近な人や窓口に「相談」する。
 不要な契約は「きっぱり断る」
●勧誘手口に対して
 身分詐称 公的機関や有名企業などの職員であるかのように思わせる手口。
      対応→その機関になどに問い合わせる。
 「不安」や「親切心」などへのつけ込み 「今すぐ○○しないと危険だ。」、「業績が苦しくて・・・。」 対応→身近な人に相談する。

その他、スマートフォンなどにくる「ショートメッセージ」など、心当たりがない場合は「無視」するようにとのことでした。それでも万が一、アクセスなどした場合は、身近な人や、佐賀市消費者生活センターへ、ご相談くださいとのことでした。
【佐賀市消費者生活センター ☎0952-40-7087 受付時間:平日9:00〜16:00(土日祝日・年末年始を除く)】

  参加された方からは、「知らなかったことも多く、ためになった。」、「勇気をだして、相談することの大切さを学べた。」と、感想をいただきました。