高齢者疑似体験とバリアフリーモデル住宅見学
7月26日(水)、佐賀県在宅生活サポートセンターで、小中学生を対象に高齢者疑似体験、車椅子の介助、バリアフリーモデル住宅見学を行いました。
その1週間前に、成人を対象とした「福祉用具体験」を行いましたが、その時の参加者にも呼びかけ、子どもたちのサポーターとして、参加していただきました。
センターでは疑似体験セットを装着後、各コーナーをまわり、いつもとは勝手が違うちょっと不便な状態で、豆をつかんだり、文字を書いたり、階段の上り下りをしたりと、いろんな体験をしました。
その後、バリアフリーモデル住宅に移動し、便利なグッズや不便さを解消するために工夫されているところなどを見学しました。
福祉用具にはいろんな便利グッズがありましたが、ただ便利であるだけではなく、高齢者や身体が不自由な方たちの自立に役立ち、介護する方の負担を軽減する、そんな役割をもつというところが大切だとお話を聞きながら感心いたしました。
アンケートでは、見学に行く前と、気持ちが変わったという回答が多く、「自分にもできることがたくさんあると思った。」という回答とともに、例えば「声をかけること」、「雑誌のページをめくってあげること」、「一緒に行くこと」、「洗い物をすること」、「身体を支えてあげる」など、具体的な考えにつながったことがわかりました。
子どもたちにはこの体験を通して、いろんな場面で自ら率先して行動に移してほしいと思います。
みんなよく頑張りました☆