売茶翁ってどんな人?〜今さら聞けない循誘の魅力シリーズ〜(YOU誘大学 R6)

循誘公民館

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今回のYOU誘大学は、公民館を出て、循誘校区(松原4丁目)にある「肥前通仙亭」に行ってきました。

地元にあるのに、知っているようで知らない通仙亭のこと、売茶翁のことを川本喜美子さん(NPO法人高遊外売茶翁顕彰会理事長)に教えてもらいました。

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肥前通仙亭ってどんなところ?


佐賀出身で煎茶の祖「高遊外売茶翁」の情報を発信する施設です。
売茶翁という人は江戸時代のすごい文化人でありながら、正直、無名。20年前、彼をもっと知ってもらうための活動を始めたのが売茶翁顕彰会。そして行政も動いて15年前に施設ができました。当初は城内に構える構想もあったようですが、行政などの事情で現在の場所になったそうです。

高遊外売茶翁ってどんな人?


蓮池出身で、位の高いお坊さんでした。煎茶も学び、60歳を過ぎてからお茶を売る業を始めました。京都の鴨川ほとりに日本発の喫茶店「通仙亭」を開きました。

どんなところがすごいの?


士農工商の身分制度の厳しかった江戸時代に、身分の高いお坊さんが自分の身分を離れ、一番身分の低かった商売(茶を売る行為)をしたんです。お布施も取らずに誰にでも差別なく人の道を説く姿を人々は敬愛したそうです。
また書家、漢詩人としても一代の知識人で、京都のすごい顔ぶれの文化人たちが彼のもとに集まっていたそうです。特に画家の伊藤若冲がその代表のようです。

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テレビでもドラマが放送されます

「ライジング若冲」 11月2日(土)15:05~16:20 NHK総合
 ドラマは伊藤若冲が主人公ですが、売茶翁も出てきます。ドラマに描かれるくらい、若冲に強い影響を与えたんですね。

売茶翁についてもっと詳しく知りたい方は

こちら http://www.kouyugaibaisao.com/

あ、それから、

お茶の葉までいただける煎茶体験、これはおすすめです↓ 

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開催日 令和6年10月29日(火)
場所  肥前通仙亭(佐賀市松原4丁目6-18)
主催  佐賀市立循誘公民館