第8回日2月8日(金)
『家庭で出来る災害の備え~災害トイレ、非常食、非常持出袋~』
講師は気象防災アドバイザーの溝上良雄さん。
家庭で備える三種の神器は・災害トイレ・非常食・非常持出袋をあげられました。
一番大事なトイレを後ほどワークショップでも実際に組み立ててみます。
非常食は最近の防災ブームで定着した感がありますね。普段のものを多めに買い置きしておき、たまに食べることをお勧めされました。
非常時のために、水と、普段食べている好きなお菓子をレジ袋などにいれて玄関や居間に準備!このことを佐賀の文化に!と力説されました。突然の避難でも、避難所で即、支給品配布の列に並ばなくてもよく、心に余裕が生まれるそうです。
引っ越ししたら、スーパーや病院に加えて避難所も確認しておこう!という名言もありました。新年度まで覚えておきましょう。
グループワーク①非常持出袋に何を入れるか?
31枚のカードの中から9枚だけ選びます。みんなで意見を出し合いながら、考え、その後全体で意見を共有します。
家族構成や、性別、年齢など必要な物は人によってそれぞれ。この講座での経験を踏まえて家庭の持出袋を見直して欲しいです。
生活必需品ではなくとも、家族のアルバムや位牌なども、心の拠り所であったりします。忘れないでおきたいです。
グループワーク②防災トイレを実際に組み立ててみよう!
食事はがまんできてもトイレはがまんできません。実際に簡易害トイレを組みたてて、座ってみました。いろんなタイプがあります。
排泄物は凝固剤で固まります。空気を抜いて、ビニール袋で二重にしばり、まとめて燃えるゴミへ出しましょう。
「汚物」とわかるようにすることも忘れずに。防災トイレはホームセンターや100円ショップでも販売されています。災害時にはすぐ売り切れるので、平時にストックしておきましょう。排泄物を固めてくれる物として、ペットシーツや猫のトイレ用の砂、紙パンツの給水部分なども使えるそうです。
ワークの最後には、実際に凝固剤に水を入れて固まる様子を確認しました。