12月6日(金)のタイトルは『ラムサール条約湿地東よか干潟』。
「そもそもラムサール条約とは?」というようなところから教えていただきました。講師はセンター長の古川さん。
会場は東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」。
東よか干潟が国内のみならず世界的にも注目を集めていることはわかっていましたが、東よか干潟で越冬するシギ・チドリ類の繁殖地である、というご縁から、佐賀市は令和5年(2023年)にアメリカ合衆国アラスカ州のクパルック湿地と姉妹湿地提携に関する覚書を締結しています。
また、世界遺産に登録されている干潟を有する韓国新安ともシチメンソウがご縁で交流をしているそうです。インターナショナル!
センター長のお話の後は、東与賀在住で講座の受講生でもあるボランティアガイドの園田さんと、館内の展示や展望台を見たり、
シチメンソウヤードもご案内いただきました。みなさん、「ひがさす」に来たことはあっても、知らなかった、新しい発見もいろいろあったようです。
東よか干潟では空き缶、ペットボトルなどの生活系ごみをはじめ、ヨシなどの自然物の漂着が多く、特に梅雨末期には、上流生きでの大雨の影響などにより大型の流木なども漂着します。干潟環境の保全のためには清掃活動が欠かせません。ボランティアによる海岸清掃活動などもたくさん行われています。ぜひ一度ご参加下さい。