8月6日(火)〜7日(水)の2日間、東与賀農村環境改善センターにて開催しました!
この防災キャンプは、「子どもへのまなざし運動」事業の一環として、また子どもたちへの防災、危機管理の教育の場として、地域住民や各種団体と連携して取り組むもので、昨年度より開催し、2回目となった今年度は小中学生合わせて12名が参加してくれました。
翌朝6時に起床し、防災キャンプ2日目がスタートしました。
○ラジオ体操
「だいでんよかねぇ!ラジオ体操、いっしょにすっぼぉ〜!」みんなで輪になり、佐賀弁ラジオ体操で脳と体を起こしました!
○防災学習③-2 防災食づくり+朝食
前日同様、食生活改善推進協議会と女性消防団のみなさんのご協力の下、ポリ袋を使って炊飯、味噌汁を作りました。
○防災学習④ 消防(消火)訓練、避難誘導訓練
公民館の自衛消防訓練を同日に行い、防災キャンプ参加者を含めた館内にいる人たち全員に協力していただき、火災報知器がなると職員の誘導指示に従って屋外に一斉避難してもらいました。また、消防東与賀支団のみなさんにご協力いただき、水消化器を使って消火訓練をしたり、消防車について教えてもらったりしました。
○防災学習⑤ 救急救命
救急救命の際に注意することやその流れ、人形を使って心肺蘇生のための胸骨圧迫の練習をしたり、AEDの使い方を勉強しました。
こうして2日間に及んだ東与賀子ども防災キャンプの全カリキュラムが無事に終了しました。最初は緊張や人見知りしておとなしげだった子どもたちも、時間が経つにつれて全員が全員と仲良くなり、上級生は上級生らしく下の子たちの面倒を見てくれたりお手伝いも率先してしてくれました。小学生の男子チームはとにかく元気で、なかなか言うことを聞いてくれずいろいろと手を焼いた時間帯もありましたが、楽しんでくれた様子にこちらも嬉しくなりました。
2日間、防災についていろいろ勉強してきましたが、この先災害が発生した時に自分や家族、友達の命を守る、助けるというシーンがいつか訪れるかもしれません。そんな時にこの防災キャンプで学んだことを少しでも思い出してくれたらいいなと思います。
そして、その学んだことを参考にして、今からでも取り組めることもありますね。例えば、今回教えてもらった防災リュックづくりや簡易トイレの準備などは今すぐにでも取り組めます。また、これからの台風シーズンに備えて、危険予知(KYT)で危険な要素を排除したり改善したりすることもできます。もしもに備えて、家族で避難場所や避難経路について一緒に考えておくこともできます。そうやって、自身の防災スキルをレベルアップさせて災害に備えておくことも、とても重要だなと改めて考えさせられる時間でもありました。
まさに、『備えあれば憂いなし』ですね!
参加してくれた児童生徒のみなさん、ご協力いただきました地域住民、各種団体のみなさん、実行委員のみなさん、2日間本当にありがとうございました!そしてお疲れ様でした!