正月飾りを飾り付けていただきました

蓮池公民館

蓮池公民館

今年も新年を迎えるにあたり立派な「門松」と「鼓の胴の松飾り」を公民館玄関に飾り付けていただきました。

ぜひ一度見に来てみませんか。

20241227141135-146678fecb01af1a7a1e86aa5254085fde876cbd.jpg

門松は、お正月に「年神さま」という神さまをお迎えするために飾ります。 お正月に門松を飾る文化は、平安時代からあったと言われています。
作成していただいた船岡正徳さん(蒲西)、田中良一さん(小松)、宮地光好さん(蒲西)ありがとうございました。

20241227154245-d0a6269971e82a757f6306c30d009b0cd7d6b67e.jpg

20241227154325-2cedc39b59f097e5b60c49cf5712cff56d1931e3.jpg

20241227154412-0245f1f1e0bdb853e1c821f548630f576e2d49f8.jpg

佐賀藩の伝統的な正月飾りである「鼓の胴の松飾り」を作成していただいた保存会園田会長はじめ保存会の皆様ありがとうございました。

20241227154533-d18775ccd8d15e29da98a8c2a98907132c2cd8eb.jpg

鼓の胴の松飾りの歴史

1638(寛永15)年、江戸幕府は西日本の諸大名を総動員し、一気に原城を攻撃し島原の乱を鎮圧した。その勝利のきっかけを作ったのが、佐賀藩の一番乗りの武功であった。しかし、そのことが逆に軍令違反とされ、同年6月29日、藩主鍋島勝茂は幕府への出仕を止められ、謹慎処分を受けることとなった。

 年末を迎えた佐賀藩邸(江戸桜田藩邸)では正月の松飾りなどせず、ひっそりと正月準備をしていた。ところが、年も押し迫った12月29日、突然この謹慎処分が解けた。質素な正月の準備をしていた鍋島家では、門松などの正月飾りは用意しておらず、困惑してしまった。

そこでかねてから出入りのあった荒物屋彦惣に、松などの材料を集めさせ、それらと納屋にあった米俵などのわらを使い、にわかに松飾りを作らせたところ、その松飾りの形が鼓の胴部に似ていたことから「鼓の胴の松飾り」といわれるようになった。