令和6年11月7~8日にかけて、蓮池町自治会長会では一泊二日の研修会を開催いたしました。この日は秋晴れの好天に恵まれて大変有意義な研修会となりました。平日にもかかわらず多くの自治会長の参加をいただきありがとうございました。行程は次のようになっています。蓮池公民館➡蒲田津排水機場➡嘉瀬川ダム➡宮島醤油妙見工場➡うまかもん市場➡宿泊(伊万里のホテル)➡大河内山窯元➡松浦一酒造所➡源右衛門窯➡環境芸術の森➡道の駅厳木➡蓮池公民館のように盛りだくさんの研修行程です。
まずは、蓮池町町内に存在する蒲田津排水機場(国土交通省 九州地方整備局 河川部)でいろいろな説明をしていただきました。1秒間に60㎥の排水が可能ですが、城原川や筑後川の水位や有明海の潮位の関係で、佐賀江川の水を排水することができない事態もあるそうです。(心配だな~)また、地元でもありますので、盛んな質問がありました。
富士町にあります嘉瀬川ダムの見学に進みました。ことらも国土交通省九州地方整備局の管轄で佐賀河川事務所嘉瀬川ダム管理支所です。会議室で挨拶とビデオを観賞した後、ダムの天端にあるエレベーターでダムの底部にある「たわみ計」「地震計」「漏水量点検装置」などを見学し、説明を受けました。
ダムの中の通路は涼しいというよりは寒い感じでした。通路の中には見学者の為にLED光源のイルミネーションと多くのビニール傘を用いた装飾がされていて楽しい雰囲気で研修が進みました。ダムの上部にありますオリフィスゲート(水位維持放流設備)も見学しました。
次は七山峠を越えて昼食を取り唐津の宮島醤油妙見工場に行きました。バスを降りたとたんに醤油の香ばしい香りに包まれました。会議室でビデオによる説明をしていただきました。その後見学コースを見て回りましたが、写真撮影は禁止ということでしたので、会議室だけの写真です。この工場はいろんなOEM製品(他社から注文を受けて製品を作る)でいろんな食品会社の製品や子袋(調味料の入った)などがベルトコンベアで流れていて、それを従業員の方々が機械に追われて作業されていました。唐津の「うまかもん市場」で土産物を買ってから伊万里のホテルへチェックインしました。
朝いちばんには、大河内山窯元へ向かいました。ここにはたくさんの窯元があり、回り切れないので、「伊万里・有田伝統産業会館」を見学するだけで次へ出発しました。ここにも海外からの観光客がたくさん訪れていました。
次は「松浦一酒造」で杉玉や昔の農業機械などの説明に加えて河童のミイラがあるとのことでそのミイラの説明もありました、小さなガラスケースに入った30cmほどの干物みたいなものがありました。
有田の源右衛門窯へ行きました。
ガラス戸の中では職人さんたちが絵付け作業をしていました。
その後、昼食を取って厳木町の山道をバスで上がり「環境芸術の森」の紅葉を見に行きましたが、今年は例年より夏が長くて冷え込みが遅いということで、見ごろにはなっていませんでした。
あと2週間ぐらい後が見ごろではないでしょうか?とのことでした。その後、純白の佐用姫像が回る「道の駅厳木」に寄って、最後の土産物を買って一路蓮池への帰路につきました。
大変、有意義な研修会が無事に終了いたしました。