蓮池藩の歴代藩主を祀る宗眼寺の清掃活動を実施しました。

歴史・文化

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8月25日(日)の朝に蓮池藩鍋島家の菩提寺である宗眼寺で清掃活動を行いました。当日はちょうど曇り空で、作業しやすい天候に恵まれ、スムーズに進めることができました。

約1年ぶりの清掃活動ということもあり、境内は草木がかなり生い茂っていましたが、宗眼寺の住職さんにもご参加いただき、参加者全員で力を合わせて綺麗に整えることができました。

宗眼寺にある歴代藩主のお墓は、蓮池町にとって非常に貴重な文化財です。この文化財を1日でも長く守るために今後もこの活動を続け、蓮池町の歴史と文化を大切に守っていきたいと思います。

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蓮池を学ぶ。伝える。継ぐ。
歴史と伝統文化部会の蓮池コラム vol.2
「初代 蓮池藩主 鍋島直澄 の御霊屋は河童が守っていた?」

初代 蓮池藩主 鍋島直澄 (1615~69) の墓所内には以前、直澄夫妻の御霊屋がありました。現在は老朽化のため取り壊されていますが、御霊屋の梁の上には木造の河童像が置かれていました。

この河童像は御霊屋の向拝の虹梁の上におかれ、棟木を支えるように踏ん張った姿で作られていましたが、実際に蟇股の機能を果たしていたそうです。現在は、佐賀市の文化財として保存されており、「さがの歴史・文化お宝帳」のサイトで見ることができます。(こちらをクリック

なぜ河童像が設置されていたかは解明されていませんが、佐賀市内は堀や水路が多く、水難防止のために河童の像を祀るなど、河童にまつわる話も多く伝わっています。蓮池町も水路が多いため、水による災害からこの御霊屋を守るために河童の像を祀ってあったのかもしれません。

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