20日土曜の夕方から始まった祇園祭は八坂神社神殿で、神主や宮総代、自治会長などで神事が厳かに行われ、その後獅子舞を先頭にお神輿や提灯などの行列が上の宮(八坂神社)から下の宮(魚町公民館)までの区間を夜中まで練り歩き、大勢の観客で賑わいました。
神主、宮総代、6町の自治会長により厳かに神事が行われ、祭が始まりました。
今年も多くの人たちが神輿をくぐり1年の祈願をを行いました。
本町の公民館では町民の方々の踊りで祭りを盛り上げていただきました。
・城内の北村さんによる創作ダンス井上陽水の「夢の中へ」
・蓮の池を踊ろう会による舞踊「蓮の池節」
・たんぽぽさんによるコーラス
・蓮の池節を踊ろう会による演舞「面浮立」
・マナフラさんによるフラダンス
八坂神社祇園祭について
1.蓮池八坂神社祇園祭の歴史
獅子舞は、600年前に越後の国から伝わったものと言われています。蓮池の初代藩主鍋島直澄が佐賀城本丸三の丸から蓮池城に移り疫病退散を願い八坂神社の祭礼を藩士や町民、農民らに見せて楽しませたことがはじまりとあります。
2.蓮池八坂神社の歴史的財産
重厚体格の狛犬や整った肥前狛犬、燈籠の上にも狛犬(欠損)また、昭和初期に祇園祭の風景画が神社内に描かれています。
3.蓮池八坂神社御神体とは祇園の風景画
牛頭天王御祭神:素戔嗚尊(すさのおのみこと)
=牛頭天王(ごずてんのう、インドの祇園精会の主護神で疫病の神)祇園社=八坂神社の主祭神として立ち現れる異形の神「牛頭天王」
八坂神社は神仏分離より以前、祇園社や感神院と呼ばれ、この「祇園」「素戔嗚尊」という言葉は仏教に深く精通する要因があります。祭神の素戔嗚尊は天正末期から文禄初頃(1590年前後)江上家種によって神埼市の城原から現在地に移転設立した。
4.蓮池八坂神社祇園祭「おぎおんさん」と呼ばれており7月22日23日開催されていた。
御神幸の先頭に獅子が町内町民の厄を払いながら舞い踊り、その後にお供・楽方・踊り(舞台)が続き下の宮を目指します。舞台では踊りも奉納されます。また、眠った獅子を子供達が起こす「獅子めずり」もあります。*今現在の祇園祭日程は、7月22日23日に近い土曜日、日曜日に設定しております。また、令和5年度より従来の四町区(城原町・神埼町・本町・魚町)に加え二町区(城内・西名)が参加し、八坂神社の氏子六町区での祇園祭開幕しています。
後にこの獅子舞は諸富の三重にも蓮池から伝えられました。(三重獅子)