令和元年12月22日(日)
■赤い羽根共同募金からの助成金によって始まった「年末年始地域福祉交流事業」。蓮池校区社会福祉協議会では、例年この時期に本事業への取り組みとして「しめ縄をつくろう!!蓮池子ども冬まつり」を開催し今年で10回目。町内の子ども会と一般参加者、そして小中一貫校芙蓉校の先生方合わせて40組・約80名の参加があり会場は熱気ムンムン。
■親子、兄弟姉妹と組み合わせはまちまちですが、夫々オリジナルの松飾りを完成させ終始満面の笑顔。記念写真に納まりおにぎりと豚汁で昼食を共にし、家族のふれあい・絆が深まった一日でした。
■また、午後からは「まち協・公民館」の共催事業として町外から一般公募し、全国でも珍しい佐賀鍋島蓮池藩「鼓の胴の松飾り」伝承教室を併せて開催し、35組・約50名の参加がありました。当日は雨の中、佐賀市内の各校区また小城市や神埼市から、遠くは熊本市からの参加もありました。指導いただきました鼓の胴の松飾り保存会の皆さん有難うございました。
■自作のしめ縄を玄関先に飾り、いい新年が迎えられそうです。
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1638年に島原の乱を鎮圧した際、佐賀藩は一番乗りの武功を立てたものの、軍法違反とされ謹慎処分を受けてしまいました。年末を迎えた江戸佐賀藩邸では、正月の松飾りなどせず、ひっそりと正月の準備をしていたところ、12月29日に突然謹慎処分が解かれました。急遽材料をかき集め納屋にあった米俵などのわらと共に松飾りを作らせたところ、形が鼓の胴部に似ていたことから、「鼓の胴の松飾り」と言われるようになったと伝えられています。
▼校区社協会長 開会挨拶
▼「親子で」「兄弟姉妹で」夫々協力し、オリジナルのしめ縄づくりに大奮闘!!
▼本体が出来上がったら縁起物(松・橙・南天・炭)の飾り付けをして完成です
▼完成した自作のしめ縄を「手に」「手に」記念撮影
▼記念撮影も終了し、お昼はおにぎりと豚汁で腹ごしらえ
▼午後からの町外一般参加者も自作のしめ縄を手に記念撮影
以上です。