内野地区の道路沿いにひときわ目を引く大きな桜の木がある。
桜の木の下には、お大師さんを祀るほこらと、その隣にお地蔵さんと、ほんのり桜色の石仏が並んでいます。
向かって右側の石仏は勢至菩薩(せいしぼさつ)、別名二十三夜仏とも呼ばれており、
その昔、集まって飲食しながら月を拝む信仰のことを三夜まちと言う。
二十三の数字と関わりが深く(勢至菩薩を表すのは二十三の数字)で、
二十三夜さん、三夜さん、略して三夜まちとなったとか。昔の三夜まちは男性の集まりだったそうです。
今は男女関係なく三夜まちの言葉は使われています。