嘉瀬川沿いの遊歩道一帯は、地元の人や温泉客の散歩道になっています。
「宮の淵」は、むかしの淀姫神社の跡地としての名称だそうです。(5枚目写真「宮の淵」の由来から)
富士町らしい景色の一つです。
散歩途中にはカエルの石像が気持ちを和らげてくれます。笑顔でいますが、大雨で水嵩が上がった時でも水流に耐えここに居続けています。結構、根性があるカエル君です。
この風景は、古湯温泉行昭和バスで見かけた人も多いのではないでしょうか。
ほとほとに ぬるき温泉(いでゆ)を 浴むるまも 君が情けを 忘れておもへや 斎藤茂吉
宮の淵橋から嘉瀬川の上流を望むと、川上第二発電所が見えます。なんと今年で109歳。一世紀以上古湯を見守っています。
橋の袂には「宮の淵」の由来を書いた看板があります。昭和初期まで屋形船が浮かんでいたとか。昔から人が集う場所だったんですね。