「防災講座～熊本からの報告」を開催しました。

12月3日（土）、社会福祉協議会と自主防災会の合同で「防災講座～熊本からの報告」を開催しました。講師は熊本地震発生からボランティア活動をされた佐賀県防災士会の西さんと小林さんを招き、被災当時の現状や支援活動についてお話をしていただきました。鍋島校区自主防災会の会員を中心に15名が受講しました。

4月14日の前震を受け、益城町入りした防災士会は、車中で16日の本震を体験。その時の状況や、被災地域や避難所の様子などを詳しく説明されました。キーワードは「自助」と「受援力を高める」。

「自助」については、非常持ち出し袋と備蓄の必要性、衛生面の確保（段ボールトイレの活用など）を勧められました。「受援力を高める」については、防災士会が実際にボランティア活動を受け入れてもらう際に、被災地区の自治会役員さんの協力が重要だったことを挙げられました。日頃から地域の様々な各団体や人材がつながりを持つことが「受援力向上」につながっていくとのことでした。