地震想定の災害訓練 450人が参加~久保泉校区防災訓練~【報告】

久保泉公民館

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 久保泉校区防災訓練と一斉ラジオ体操が7月31日(日)早朝、久保泉小運動場に町民約400人が参集して行われました。町地域連携協議会自主防災組織が呼び掛ける2回目の防災訓練と夏休み校区一斉ラジオ体操会で、今回は「震度7クラスの大地震が発生した」との想定で避難訓練に取り組みました。
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 災害想定は4ヵ月前の熊本地震を例に川久保断層が活動「災害はいつ起こるか分からない」として実施。今回は大字上和泉5自治会と大字下和泉6自治会の11集落からの避難訓練。上和泉一・二と草場集落からは徒歩、それ以外は車の相乗りなどで久小体育館の災害本部に被害状況を報告。11集落からの避難者は220人で、上和泉一集落では家屋倒壊で負傷者がおり災害本部から救助班を派遣、リヤカーに救助工具などを積み込み救助に向かいました。
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今回避難対象外の大字川久保9集落からは自治会長が世帯数や人員を本部に報告。ラジオ体操参加を兼ねた自主避難者も含めて、避難参加者は女性防火クラブ(伊東敏子代表、7人)の指導で放水や消火器使用法などに100人近くが参加しました。久保泉小運動場には久保泉消防団12分団の消防車が並び団員41人が出動。佐賀市上下水道局からも職員7人と給水車・災害用造水機が待機して背負い式の給水袋の水を配布。公民館前では女性部やいずみボランティア会員らが「ハイゼックス袋(炊飯袋)」で炊き出し、インスタント味噌汁を添えて配りました。また、防災用品業者の協力で5年間保存の水や缶詰などの入った非常持ち出し袋展示や注文も受け付け人だかりが出来ていました。

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防災避難訓練後の午前7時半からは執行・自治会長や市消防防災課・水口一男防災対策係長が災害時の対応や避難訓練の講評を行い「防災への心構えが不可欠」と呼び掛けていました。その後、全員でグラウンドに散らばりラジオ体操第1・第2を行い散会しました。

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