地域紹介

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久保泉町は佐賀市の東北端に位置し、北は神埼市脊振町、東は同市西郷、西および南は佐賀市金立町に接した南北7.1㌔、東西2.9㌔の短冊形地区です。神埼市の吉野ヶ里遺跡にも近く、町内には弥生時代の丸山古墳、関行丸前方後円墳など古代遺跡が散在。国指定の天然記念物「エヒメアヤメ」の県内唯一の自生地帯隈山周辺には「神籠石」の列石史跡があります。

久保泉町川久保の白鬚神社に伝わる「田楽」は、貴重な民俗芸能で国の重要無形民俗文化財に指定され毎年10月18、19両日に奉納されています。上和泉・龍田寺の「普賢延命菩薩像」は、国の重要文化財、川久保下分・妙福寺の「大日如来像」は県重要文化財です。また、妙福寺境内には久保泉町が生んだ九州3大歌人の一人、中島哀浪の代表短歌「柿もぐと木にのぼりたる日和なりはろばろとして脊振山みゆ」の歌碑があります。このように久保泉町は歴史と文化に恵まれた自然環境豊かな町です。

近年は過疎化の進行で、世帯数・人口とも減少傾向ですが、平成6年に上和泉地区で「久保泉工業団地」の造成(約54㌶)が始まり、現在までに自動車関連会社など20社が進出、約2,550人が稼動。さらに平成21年から下和泉地区に「久保泉第2工業団地」が造成され同23年に完成、8社が進出して約250人が働いています。


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